先生と私のエピソード
『困った時、近くにいてくれる』
先生と学生とのエピソードを
ご紹介します。
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お母さんと同じ道に進みたい!
夢が叶ったのは先生のおかげ!保育士を目指したきっかけは、通っていた幼稚園の先生がとっても優しかったから。それに、もともと母が幼稚園の先生で、小さい頃によく家でピアノを弾いてくれたんです。
そんな思い出もあって、「同じ道に進めたらなぁ」と思うようになりました。 -
初めての保育実習
入学してから、授業では保育の勉強をたくさんしました。だけど、実際に子どもに接したのは実習が初めてで、ドキドキしたことを覚えています。
在学中は保育園や幼稚園での実習が何度かあるのですが、いちばん大変だったのは2年生の時に行った幼稚園実習でした。 -
完全に頭の中が真っ白に!
実習先で私は年少クラスの担当に。この実習では、担任の先生に代わってクラスを任される日がありました。
私は学校で学んだ「工作」をしようと思っていたのですが、園長先生から「3歳児にハサミはまだ危険だからダメ」と言われてしまいパニックに!おまけに子どもたちの中には、「ママ」と突然泣き出す子もいて、もう頭の中が真っ白になってしまいました。 -
ふっと浮かんだ
むっちゃん(畠山先生)の顔その時、ふっと浮かんだのが“むっちゃん”(畠山先生)の顔。
もともと幼稚園で教えていた先生は経験が豊富で、学校でいちばん頼れるんです。それにすごく面倒見がいい。
学校に電話をしたら焦っている私の話を聞いてくれて、的確なアドバイスをくれました。その時の先生はまるで神様!おかげで、実習を最後までやりとげることができました。 -
ずっと先生が支えてくれた
こんな感じで、その実習ではあまり良いところを見せられなかった私ですが、なんと園長先生が「卒業したら、うちで働かないか?」と声をかけてくれたんです!一生懸命さが伝わったのかな。
認められたことで自信がついて、残りの実習や学校の勉強も前向きにがんばることができました。
ここまでやってこられたのは、むっちゃんが入学からずっと支えてくれたから。
先生ありがとう!
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やる気が分かるから
鎌田さんは自然体でがんばれる人。その鎌田さんが実習の初日に、焦った様子で電話をかけてきました。
実習先でうまくいかず、弱音をはいていました。でも「やる気があるからこそ電話をかけてきたんだな」と、まずは話を聞きました。 -
こんなことで夢を
諦めさせるわけにはいかない!「どうやって3歳児を指導していいかわからない」とパニックになっている鎌田さん。でもどうやら実習先の先生は、彼女のやる気や人柄を探っている様子。答えを求めているわけではないんですね。
だから、鎌田さんがくじけず前向きに取り組めるよう、声をかけ励ましました。だって、こんなことでつまずいて、夢を諦めさせるわけにはいかないですものね。
2日、3日と続いた電話もそのうちなくなって、「大丈夫だったんだ」と安心しました。 -
みんなの顔つきが変わるんです
実習を終えると、みんな顔つきが変わるんです。達成感が自信につながるんですね。
鎌田さんが無事に実習を終えた時は、私もホッとしました。これからも自分らしさを大切に、がんばってほしいです。