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2024.07.05
- コラム
保育士の仕事内容をわかりやすく解説!
業務内容・1日の流れなど
保育士の仕事に興味がある人のなかで、「具体的な仕事内容を知りたい」「仕事のやりがいや大変なことを知りたい」と思う方も多いでしょう。
保育士は、乳児から就学前の子どもの保育や保護者対応、行事の企画などが主な仕事です。子どもの成長を近くで見られることにやりがいを感じますが、大変なことや苦労することも多いでしょう。
この記事では、保育士の具体的な仕事内容や1日のスケジュールについてわかりやすく紹介します。また、保育士としての苦労や大変なことについても紹介しますので、保育士の仕事内容が気になる方は参考にしてください。
保育士の仕事内容は、主に以下の6つです。
それぞれ、わかりやすく解説します。
保育士の仕事内容は、子どもが食事や着替え、排泄、睡眠などの基本的な生活習慣を身につけられるようにサポートすることが中心です。
子どもの年齢や一人ひとりの発達段階に応じた、適切な関わりや遊びの提供を行います。また、怪我や病気に対する応急手当をしたり、子どもたちの心理的な安定のために細やかな配慮をしたりすることも必要です。
さらに、保育園や幼稚園という集団生活を通して、子どもたちが社会性を身につけられるように支援することも大切な仕事です。
子どもの健やかな成長と安全な園生活を支えるために、生活全般にわたってきめ細やかな保育を実施することが、保育士の仕事といえます。
保育士は、子どもたちの成長に合わせた教育を行うことも仕事内容の一つです。遊びを通じて、小学生になるまでに身につけるべき知識や社会性、生活習慣を教えます。
たとえば、絵を描いたり、ハサミやのりを使って工作をしたりする活動を通じて、基本的な知識や能力を育てます。また、遊具や外遊びなどを用いて運動能力を高めたり、保育士や友達との関わり方を学んだりしながら、社会のルールを学べるようサポートするのです。
保育士は、子どもたちが小学校に上がるまでに必要なスキルや知識を身につける手助けをし、その成長を見守りながら、安心して過ごせる環境を提供する重要な役割を担っています。
子どもは、急に具合が悪くなることがあります。そのため、保育士は常に子どもたちの健康状態に注意を払い、状況に応じて柔軟に対応することが求められるのです。
たとえば、食事の様子やトイレの回数、遊んでいるときの様子などを観察し、体調の変化に早く気づくよう努めます。子どもが体調を崩してしまった場合は、保護者へ連絡を入れたり、お迎えをお願いしたりなどの対応が必要です。
また、風邪やインフルエンザなどの病気を感染拡大させないために、日ごろから注意しなければいけません。子どもたちの健康状態に気を配りながら、手洗いや消毒の徹底を行い、感染を防ぐことも大切です。
保育日誌や連絡帳などに、子どもの様子や健康状態を記録するのも大切な仕事内容です。
どういった活動を行い、子どもたちがどのように参加したかを詳細に保育日誌に記録することで、日々の保育活動を振り返り、次の日の保育に活かすためのツールとなります。また、子どもたちの様子や健康状態、 食事や睡眠の記録も記載することも大切です。
さらに、保育士は保護者と連携を取りながら、子どもたちをサポートしなければいけません。そのため、保護者が求める情報を考えたうえで、連絡帳に記載する内容をまとめる必要があります。
たとえば、どのような遊びを楽しんだかや体調の変化など、日々の成長を伝えられるような内容を書きます。
子どもたち一人ひとりに寄り添った保育を実現するために、保育日誌や連絡帳などの記録はとても重要な仕事内容といえます。
保育士は、子どものお世話だけではなく、保護者の対応も大切な仕事内容になります。
保護者の対応の具体的な内容として、連絡帳を活用して毎日の園での様子を伝えたり、送迎時の会話で気軽に情報を共有したりする、というものがあります。また、個別面談を通して、家庭や園での様子を共有するだけではなく、子育ての悩みについてアドバイスや相談に乗ることも重要な仕事の一つです。
保護者が大切なお子さんを安心して預けられるよう、信頼関係を築くことも保育士の大切な役割です。
日々の保育に関わること以外にも、行事やイベントの企画・準備も仕事内容の一つです。
具体的には、運動会やお遊戯会、遠足などの年間の行事を企画し、園内の装飾や備品の準備を行います。運動会やお遊戯会などは子どもたちにも役割が与えられるため、その役割分担や練習が必要です。子どもたちへ指導し、本番に向けて盛り上げる役割もあります。
また、保護者向けの懇談会やPTA役員の打ち合わせを運営することも仕事の一つです。保護者と協力して、行事を成功させるために準備を進めていきます。
園の行事は子どもの成長を実感できる貴重な機会でもあり、保育士は保護者と協力しながら、子どもの成長を支えることが大切な仕事です。
保育士は、基本的に1日8時間の勤務時間となっています。朝7時から夜20時まで子どもを預かる保育所が多いため、保育士はシフト制の勤務体制がほとんどです。
また、土曜保育のために出勤したり、地域の一時保育として子どもをお預かりするケースもあったりと、さまざまな働き方があります。
保育士の1日のスケジュール例については、以下を参考にしてください。
早番や遅番などのシフトによって多少スケジュールは異なりますが、基本的な日勤帯の仕事は、8時間勤務のなかで多くの業務をこなす必要があります。
保育士としての苦労や大変なことについては、主に以下のとおりです。
それぞれ詳しく解説します。
子どもたちを預かっている間は、保育士は常に子どもたちの安全を守る必要があります。遊び中や食事中の怪我や事故、急な体調の変化などに気を配り、速やかに適切な対応を取らなければなりません。
子どもたちを守るという責任の重さ、万が一事故が起きた場合のプレッシャーなどに対して、ストレスに感じてしまう方も中にはいますが、それが保育士の仕事のやりがいでもあるのです。
保育士の仕事は、子どもの年齢や発達段階、その子の性格などに合わせて、適切な関わり方をしなければなりません。
遊びのなかだけではなく、食事やお着替え、排泄の援助などを行いますが、経験年数が少ない保育士ほど、子どもとどのように接すればいいのか悩む方がいます。
また、ほとんどの保育施設が担任制であり、クラス運営がうまくいかない場合は大変さを感じるでしょう。ただそれらは、経験を積むことで解決できる問題です。
保育士の仕事は子どもだけではなく、保護者とのコミュニケーションを取って信頼関係を築くことも大切です。
大切な子どもを預けていることから、さまざまな要望を求めてくる保護者も多くいます。場合によっては、保護者からのクレームやトラブルに発展する可能性もあり、そのような保護者への対応に苦しむ保育士もいるようです。
ただし保護者の対応に関しても、経験を積むことで適切に対処できるようになる保育士が多いです。
保育士の仕事内容は、子どものそばでサポートをする、やりがいのある職業です。
やりがいを感じる場面として、子どもの笑顔が見られたり成長を感じたりといった、直接子どもと関連したものが挙げられます。苦手なことを克服する姿や初めての“できた”に立ち会える瞬間などは、きっと感動を得られるでしょう。
また、保護者に感謝の言葉をもらえたときも、やりがいを感じる場面です。保護者との良い関係を築けている証拠であり、保育士として信頼されることは大きなやりがいとなります。
そのほかにも、運動会やお遊戯会、入園・卒園式などの行事は、保育士にとって準備から当日にかけて大きな苦労があるものです。そのため、行事が無事に成功すると、頑張ってきた達成感とやりがいを得られるでしょう。
このように、保育士は心身ともに大変な仕事ではありますが、やりがいを感じられる場面が数多くある職業といえます。
保育士は、子どもたちが安全に園生活が送れるようにサポートしたり、保護者が安心して子どもを預けられるように配慮したりと、日々忙しく働きます。また、朝早くから夜遅くまで休む時間が少なく、心身ともに大変さや苦労を感じることもあるでしょう。
しかし、子どもの笑顔や成長を身近で感じられ、保護者からも感謝される社会貢献度が高い職業のため、大きなやりがいを感じられるのも事実です。
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保育士は、乳児から就学前の子どもの保育や保護者対応、行事の企画などが主な仕事です。子どもの成長を近くで見られることにやりがいを感じますが、大変なことや苦労することも多いでしょう。
この記事では、保育士の具体的な仕事内容や1日のスケジュールについてわかりやすく紹介します。また、保育士としての苦労や大変なことについても紹介しますので、保育士の仕事内容が気になる方は参考にしてください。
保育士の仕事内容をわかりやすく解説
保育士の仕事内容は、主に以下の6つです。
- ●子どものお世話
- ●子どもへの教育
- ●子どもの体調管理
- ●保育日誌や連絡帳などの記録
- ●保護者とのコミュニケーション
- ●行事の企画・準備
それぞれ、わかりやすく解説します。
子どものお世話
保育士の仕事内容は、子どもが食事や着替え、排泄、睡眠などの基本的な生活習慣を身につけられるようにサポートすることが中心です。
子どもの年齢や一人ひとりの発達段階に応じた、適切な関わりや遊びの提供を行います。また、怪我や病気に対する応急手当をしたり、子どもたちの心理的な安定のために細やかな配慮をしたりすることも必要です。
さらに、保育園や幼稚園という集団生活を通して、子どもたちが社会性を身につけられるように支援することも大切な仕事です。
子どもの健やかな成長と安全な園生活を支えるために、生活全般にわたってきめ細やかな保育を実施することが、保育士の仕事といえます。
子どもへの教育
保育士は、子どもたちの成長に合わせた教育を行うことも仕事内容の一つです。遊びを通じて、小学生になるまでに身につけるべき知識や社会性、生活習慣を教えます。
たとえば、絵を描いたり、ハサミやのりを使って工作をしたりする活動を通じて、基本的な知識や能力を育てます。また、遊具や外遊びなどを用いて運動能力を高めたり、保育士や友達との関わり方を学んだりしながら、社会のルールを学べるようサポートするのです。
保育士は、子どもたちが小学校に上がるまでに必要なスキルや知識を身につける手助けをし、その成長を見守りながら、安心して過ごせる環境を提供する重要な役割を担っています。
子どもの体調管理
子どもは、急に具合が悪くなることがあります。そのため、保育士は常に子どもたちの健康状態に注意を払い、状況に応じて柔軟に対応することが求められるのです。
たとえば、食事の様子やトイレの回数、遊んでいるときの様子などを観察し、体調の変化に早く気づくよう努めます。子どもが体調を崩してしまった場合は、保護者へ連絡を入れたり、お迎えをお願いしたりなどの対応が必要です。
また、風邪やインフルエンザなどの病気を感染拡大させないために、日ごろから注意しなければいけません。子どもたちの健康状態に気を配りながら、手洗いや消毒の徹底を行い、感染を防ぐことも大切です。
保育日誌や連絡帳などの記録
保育日誌や連絡帳などに、子どもの様子や健康状態を記録するのも大切な仕事内容です。
どういった活動を行い、子どもたちがどのように参加したかを詳細に保育日誌に記録することで、日々の保育活動を振り返り、次の日の保育に活かすためのツールとなります。また、子どもたちの様子や健康状態、 食事や睡眠の記録も記載することも大切です。
さらに、保育士は保護者と連携を取りながら、子どもたちをサポートしなければいけません。そのため、保護者が求める情報を考えたうえで、連絡帳に記載する内容をまとめる必要があります。
たとえば、どのような遊びを楽しんだかや体調の変化など、日々の成長を伝えられるような内容を書きます。
子どもたち一人ひとりに寄り添った保育を実現するために、保育日誌や連絡帳などの記録はとても重要な仕事内容といえます。
保護者とのコミュニケーション
保育士は、子どものお世話だけではなく、保護者の対応も大切な仕事内容になります。
保護者の対応の具体的な内容として、連絡帳を活用して毎日の園での様子を伝えたり、送迎時の会話で気軽に情報を共有したりする、というものがあります。また、個別面談を通して、家庭や園での様子を共有するだけではなく、子育ての悩みについてアドバイスや相談に乗ることも重要な仕事の一つです。
保護者が大切なお子さんを安心して預けられるよう、信頼関係を築くことも保育士の大切な役割です。
行事の企画・準備
日々の保育に関わること以外にも、行事やイベントの企画・準備も仕事内容の一つです。
具体的には、運動会やお遊戯会、遠足などの年間の行事を企画し、園内の装飾や備品の準備を行います。運動会やお遊戯会などは子どもたちにも役割が与えられるため、その役割分担や練習が必要です。子どもたちへ指導し、本番に向けて盛り上げる役割もあります。
また、保護者向けの懇談会やPTA役員の打ち合わせを運営することも仕事の一つです。保護者と協力して、行事を成功させるために準備を進めていきます。
園の行事は子どもの成長を実感できる貴重な機会でもあり、保育士は保護者と協力しながら、子どもの成長を支えることが大切な仕事です。
保育士の1日のスケジュール例
保育士は、基本的に1日8時間の勤務時間となっています。朝7時から夜20時まで子どもを預かる保育所が多いため、保育士はシフト制の勤務体制がほとんどです。
また、土曜保育のために出勤したり、地域の一時保育として子どもをお預かりするケースもあったりと、さまざまな働き方があります。
保育士の1日のスケジュール例については、以下を参考にしてください。
時刻 | 内容 |
7:00 | 出勤し、その日の業務確認と園児が登園する前の準備。 先生同士で引き継ぎや連絡事項があれば、共有。 教室の換気や掃除をして、子どもたちの登園を待つ。 |
7:30~ | 登園した園児の健康状態をチェック。 |
9:30~ | 教室で朝の会を行う。 出欠の確認や朝の歌や体操を行う。 |
10:00~ | クラス別の保育開始。 |
11:00~ | 昼食の準備。 子どもたちと準備をしたり食事のサポートを行う。 食事が終わったら、片付けや手洗い、歯磨きのお手伝いを行う。 |
13:00~ | お昼寝タイム。 子どもたちの安全を見守る。 保育士の休憩時間、連絡帳を書く。 |
14:00~ | 子どもたちを起こして、布団の片付け。 |
15:00 | 手洗い・うがいを促し、おやつタイム。 |
16:00~ | 帰りの会を行う。 帰りの支度を行い、絵本の読み聞かせや歌を歌い、保護者のお迎えを待つ。 |
17:00 | この時間をピークに保護者のお迎え対応。 |
18:00~ | 園内の掃除や明日の準備を行う。 必要な会議はこの時間に行う。 |
19:00 | 保育日誌や明日の準備を終えれば、退勤。 |
早番や遅番などのシフトによって多少スケジュールは異なりますが、基本的な日勤帯の仕事は、8時間勤務のなかで多くの業務をこなす必要があります。
保育士の仕事での苦労・大変なこと
保育士としての苦労や大変なことについては、主に以下のとおりです。
- ●責任が大きい
- ●子どもとの関わり方に悩む
- ●保護者の対応に悩む
それぞれ詳しく解説します。
責任が大きい
子どもたちを預かっている間は、保育士は常に子どもたちの安全を守る必要があります。遊び中や食事中の怪我や事故、急な体調の変化などに気を配り、速やかに適切な対応を取らなければなりません。
子どもたちを守るという責任の重さ、万が一事故が起きた場合のプレッシャーなどに対して、ストレスに感じてしまう方も中にはいますが、それが保育士の仕事のやりがいでもあるのです。
子どもとの関わり方に悩む
保育士の仕事は、子どもの年齢や発達段階、その子の性格などに合わせて、適切な関わり方をしなければなりません。
遊びのなかだけではなく、食事やお着替え、排泄の援助などを行いますが、経験年数が少ない保育士ほど、子どもとどのように接すればいいのか悩む方がいます。
また、ほとんどの保育施設が担任制であり、クラス運営がうまくいかない場合は大変さを感じるでしょう。ただそれらは、経験を積むことで解決できる問題です。
保護者の対応に悩む
保育士の仕事は子どもだけではなく、保護者とのコミュニケーションを取って信頼関係を築くことも大切です。
大切な子どもを預けていることから、さまざまな要望を求めてくる保護者も多くいます。場合によっては、保護者からのクレームやトラブルに発展する可能性もあり、そのような保護者への対応に苦しむ保育士もいるようです。
ただし保護者の対応に関しても、経験を積むことで適切に対処できるようになる保育士が多いです。
保育士の仕事のやりがい
保育士の仕事内容は、子どものそばでサポートをする、やりがいのある職業です。
やりがいを感じる場面として、子どもの笑顔が見られたり成長を感じたりといった、直接子どもと関連したものが挙げられます。苦手なことを克服する姿や初めての“できた”に立ち会える瞬間などは、きっと感動を得られるでしょう。
また、保護者に感謝の言葉をもらえたときも、やりがいを感じる場面です。保護者との良い関係を築けている証拠であり、保育士として信頼されることは大きなやりがいとなります。
そのほかにも、運動会やお遊戯会、入園・卒園式などの行事は、保育士にとって準備から当日にかけて大きな苦労があるものです。そのため、行事が無事に成功すると、頑張ってきた達成感とやりがいを得られるでしょう。
このように、保育士は心身ともに大変な仕事ではありますが、やりがいを感じられる場面が数多くある職業といえます。
保育士の仕事に興味があるなら
保育士は、子どもたちが安全に園生活が送れるようにサポートしたり、保護者が安心して子どもを預けられるように配慮したりと、日々忙しく働きます。また、朝早くから夜遅くまで休む時間が少なく、心身ともに大変さや苦労を感じることもあるでしょう。
しかし、子どもの笑顔や成長を身近で感じられ、保護者からも感謝される社会貢献度が高い職業のため、大きなやりがいを感じられるのも事実です。
東京福祉保育専門学校は、2年間のカリキュラムを通して保育士資格やほかの資格を取得できる専門学校です。こども学科では、即戦力になれる保育士を育てるために、学校独自の授業と保育園をモチーフとしたプレイルームでの授業を行い、実践的なスキルを身につけます。
保育士の仕事に興味がある方は、東京福祉保育専門学校への入学をご検討ください。
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